特集・長尾防災福祉コミュニティ上上津ブロック
「長尾防災福祉コミュニティ・上上津ブロック」
「長尾婦人消防隊上上津分隊」

2000.5.14 資器材点検および取扱方訓練 

自主防災力と福祉活動の向上をめざして

  (長尾防災福祉コミュニティ 上上津ブロック会長 ごあいさつ)


 5月も半ば、農繁期を迎え皆様方には日々ご精励の事と存じます。
 平素は自治会活動にご協力を頂き有難うございます。
 昨年11月3日に地域の自主防災力および福祉活動の向上を目指して長尾防災福祉コミュニティが発足いたしました。
 今後2ヶ月に1回各地区で順次訓練が行われる事となります。第1回目の訓練を5月14日に地域住民約30名が参加して上上津ブロックとして北消防署ならびに消防団の指導で行う事が出来ました。
 予見出来ない災害への対応力を地域で持つ事が如何に大切かは前の震災でお解りの事と思います。訓練を重ねる事で諸団体と横の連絡を密にしながら地域として速やかに動く事が出来る様になれば良いと考えております。皆様方には防災福祉コミュニティの意義を充分にご理解を頂き今後共ご協力を宜しくお願い致します。
 最後になりましたが北消防署、消防団第一分団、婦人消防隊上上津分隊の皆様にはお忙しいところご協力を頂き有難うございました。今後共宜しくお願い致します。

am11:00●集合 上上津集会所に地区住民のみなさん約30名、婦人消防隊上上津分隊々員約15名、消防団員約25名(第一分団および本部員)が集合して、上上津ブロック副会長の司会進行で点検および訓練を開始しました。

am11:01●会長挨拶 上上津ブロック会長より防災福祉コミュニティ事業の趣旨説明と活動への協力要請について挨拶がありました。

am11:03●防災講話 北消防署道場出張所正井係長(防災福祉コミュニティ長尾町担当)による防災講習を受講しました。

am11:10●資器材点検 消防団第一分団員から扱い方の説明を受けながら資器材の点数、作動確認を行いました。また、婦人消防隊上上津分隊のみなさんは軽可搬式ポンプの定期点検を行いました。

am11:30●初期消火訓練 北消防署道場出張所北山主任の指導で訓練用水消火器を使って、初期消火訓練を行いました。

am11:45●支団長講評 北消防団長尾支団辻井支団長より訓練の講評を受けました。

am11:50●撤収・解散


参加者の声

 朝8時からの日役の作業も終わり、一息つく間もなく会場へ。着くとすぐにヘルメットと軍手、それに腕章をわたされた。何をするのかな?……。

 趣旨の説明などのあと、実際に機材を手に取ってみる。消防団員の説明にも力がはいる、トランシーバーもさわってみる。そして訓練用消火器も触ってみる。などなど短い時間であれこれ忙しかったが、防災福祉コミュニティとはどんなもんなんか、具体的にわかってきた様に思う。団員の皆さんも初めての試みご苦労様でした。  一参加者より



制作●神戸市北消防団長尾支団・第一分団「とんぼ」編集室